シーバス(スズキ)は、12〜2月にかけての厳冬期以外に釣ることのできる魚です。

生息区域も、北海道から九州地方の河川・河口・沖合などに幅広く分布しているので、全国各地で楽しめます。

また、シーバスはベイト(魚のエサ)や水温変化、潮の流れ、季節、時間帯などのさまざまな状況変化に応じて生息域を変える回遊魚としても知られています。

時期によっては沖合を住処にしたり河川に遡上したり、実にさまざまです。

「シーバスを爆釣りしたい!」と思っても、時期・時間帯に応じたおすすめのフィールドを押さえておかなければ、ボウズということもあり得るでしょう。

今回は、シーバス釣りにおすすめの時間帯や、シーバス釣りのポイントを紹介します!

なお、「シーバス釣りにおすすめの時期」という記事も以前に紹介しているので、そちらも併せて確認すると、さらに深く理解できます。

ぜひ、ご確認ください!

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1.シーバス釣りにおすすめの時間帯

シーバス釣りは、基本的に潮の動きやベイト(魚のエサ)の状況などが把握できていれば、時間帯を問わずに釣ることができます。

一般的な「回遊型シーバス」であれば、ベイトであるバチや小魚、アミなどがいるかを確認するのも1つの方法です。

シーバス釣りをするときに覚えておきたいのが、日の出30分前後〜1時間30分前後の時間帯を指す「朝マズメ」。そして日没前後の約1時間ほどの時間帯を指す「夕マズメ」という、よく釣れる時間帯を指す言葉があるので覚えておきましょう。

シーバスは、明るい時間帯や明るい場所では警戒心が強くなる特徴があります。

しかし、朝マズメと夕マズメはどちらも薄暗いため、シーバスに限らず「よく魚が釣れる時間帯」といわれるので、この時間帯を狙う人が多いです。

シーバス(スズキ)はエサであるベイトの発生・動きに合わせて住処を移動する回遊魚としても有名なので、時間帯によるシーバスの特性も併せて覚えておきましょう。

シーバスは、ベイトや潮の流れなどが把握できていれば、時間帯に関係なく釣ることができます。

なかでも、特に釣果が上がる時間帯は、周囲がまだ薄暗い明け方・日暮れの時間帯です。

以下では、時間帯ごとのシーバス釣りの特徴やポイントを詳しく解説します。

2. 朝のシーバス釣りの特徴

朝マズメにあたる時間帯は周囲がまだ薄暗く、ほかのアングアー(釣り人)がいないので人気も少ないため、シーバスの警戒心が低くて釣りやすいです。

朝マズメを狙えば、ベイエリア・河川フィールドに関係なく釣果が期待できます。そのほか、エサ釣り・ルアーフィッシングやシーズンを深く考える必要もありません。

また、詳しい朝マズメの時間帯は、季節ごとで大きくばらつきがあります。しかし一般的には、各季節・各地域の日の出30分前後〜日の出1時間30分前後と覚えておきましょう。

2−2.日中のシーバス釣りの特徴

太陽が完全に昇りきった日中に、警戒心の強いシーバスを釣るときは、河口付近・河川に移動する春・秋シーズンがおすすめです。

そのほか、水深1〜2mの浅瀬であるシャローを狙う場合は、シーバスの回遊ルート・居着き場になりすいブレイク(水深が急に深くなるスポット)を狙うようにしましょう。

ブレイクを狙うときは、オカッパリ(陸釣り)だと竿が届かないことが多いので、砂浜や湖岸に立ち込むウェーディングスタイルがおすすめです。

デイフィッシングを楽しむときは、ナイトフィッシングにはない「視認性」が大きな武器となります。肉眼でテトラポッドやストラクチャーなどの、シーバスが潜んでいそうな日影場を探すことができます。

なおエサ釣りの場合は、泳がせ釣りでもエビ撒き釣りでも釣果に大きく影響しません。エサ釣りで悩んでいる方は、併せて覚えておきましょう!

2−3.夕方のシーバス釣りの特徴

夕方のシーバス釣りは、朝マズメと同じように辺りが薄暗くなるので、シーバスの警戒心が和らいで釣りやすくなる時間帯です。

特に、冬シーズンなどは水温がもっとも高くなる時間帯が夕マズメなので、シーバスも活発に動く関係から釣りやすくなります。

釣り方、シーズン、釣りフィールドを問わずにシーバスを釣りたいときは、夕マズメがおすすめです。

2−4.夜間のシーバス釣りの特徴

夜間は、基本的に夜行性であるシーバスが、1日を通じてもっとも警戒心を弱める時間帯のため、初心者でも釣果が期待できます。

特に3〜6月ごろは、産卵を終えたシーバスが体力を回復させるために食欲が増す時期です。加えて、ゴカイやイソメなどが産卵期に入るバチ抜け期間でもあるため、シーバスがもっとも釣れやすいタイミングでもあります。

夜間は、デイフィッシングに比べて視界が悪いので、いつも以上に注意しながら釣るようにしましょう!

3.シーバス釣りにおすすめの時間帯:まとめ

シーバス釣りにおすすめの時間帯は、各地域の日の出30分前後〜1時間30分前後の「朝マズメの時間帯」と、日没前後の約1時間ほどの「夕マズメの時間帯」です。

日中の明るい時間帯はシーバスが警戒心を強めているため、桟橋・テトラポッド・停泊している漁船の影などを狙うようにしましょう。シーバスは、ベイト、釣り方、潮の流れなどを読み間違えなければ、基本的に時間帯に関係なく釣ることは可能です。

ただ、「シーバスを爆釣したい!」という人は、「夕マズメ〜夜間」を狙うようにしましょう!特に3月中旬〜6月上旬ごろまでは、シーバス釣りの鉄板期間として有名です。

また、シーバス釣りにもっともおすすめなのが「夜間の釣行」だとお伝えしましたが、夜間は視界が悪いためいつも以上に慎重に行動してください。

今回お伝えしたシーバス釣りにおすすめの時間帯を参考にていただいて、ぜひこれからもフィッシングライフを楽しんでいきましょう!

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