目次
はじめに
宮城県には、豊かな自然と魅力的な釣りスポットがたくさんあります。
その一方で、資源保護や安全のために釣りが禁止されているエリアや、釣り人のマナーが悪く残念ながら釣り禁止になった場所が存在します。
漁港内での釣り禁止は、地域の自然と魚を守り、これからも豊かな漁業を続けていくために大切な取り組みです。ぜひルールを守って釣りを楽しんでください。
宮城県の釣り禁止エリアマップ


マップに掲載している場所は「釣り禁止」または「漁業関係者以外の立入禁止」エリアの漁港です
マップにピンを立ててありますが「赤」部分は釣りが完全に禁止の漁港です。「青」は・・。
牡鹿半島 釣り禁止エリア
・高白浜漁港
・塚浜漁港
・新山漁港
・前網漁港
・野々浜漁港
・小屋取漁港
・飯子浜漁港
・御前浜漁港
女川 釣り禁止エリア
・竹浦漁港
・尾浦漁港
・分浜漁港
・指ヶ浜漁港
・水浜漁港
仙台新港 釣り禁止エリア
仙台港中央公園(NX仙台港パーク)以外の仙台新港エリアは全域で釣り禁止エリアとなっています。宮城県側にて管理されていますので、ルールを守らない場合は不法侵入で逮捕される可能性もありますので注意してください
引用元:宮城県ホームページ
仙台塩釜港内における釣りについて
釣りマップ(仙台港区)pdf
塩釜 釣り禁止エリア
引用元:宮城県ホームページ
仙台塩釜港内における釣りについて
釣りマップ(塩釜港区)pdf
七ヶ浜 釣り禁止エリア
・東宮浜漁港
・花渕小浜漁港
・松ケ浜漁港
・菖蒲田漁港
・七ヶ浜港
・代ヶ崎漁港
・要害港
松島 ・奥松島釣り禁止エリア
・磯崎漁港
・里浜漁港
・越ノ浦漁港
その他 釣り禁止エリア
FAQ
Q:釣りを楽しむ漁港は誰のもの?
A:漁港は自体は、国や地方公共団体(都道府県や市町村)が所有する公共施設です。
主な目的は漁業者が安全に漁を行うための拠点であり、漁船の出入りや水揚げ、加工など漁業活動を支える重要な場所と位置付けられています
一般の人も釣りや散歩などで訪れることができますが、基本的には漁業者が優先的に利用する場所という点を忘れてはいけません。
Q:漁港を管理しているのは誰なの?
A:漁港の管理者は、規模や重要度によって以下のように分かれています。
- 国(特定第三種漁港)
大規模で、全国的に重要な漁港を管理しています。 - 都道府県(第二種漁港など)
県内全域で重要な漁港の管理を担当します。 - 市町村(第一種漁港など)
地域の漁業を支えるための比較的小規模な漁港を管理します。
さらに、漁業協同組合(漁協)が大きな役割を担っており、漁港の利用ルールを決めたりしています。
Q:漁業関係者以外の立入禁止区域や釣り禁止区域はどう決まる?
A:これらの禁止区域は、まず漁港の管理者(国や自治体)と漁協(漁業協同組合)が協議して決めます。
例えば、作業中の船が頻繁に出入りする場所では、釣り人がいると大きな事故の危険があります。
また、網を仕掛けている場所や稚魚を保護する区域では、誤って釣り針が絡んだり、魚の資源を守れなくなってしまいます。
しかし、最近問題になっているのが一部の釣り人のマナー違反です。
「ゴミの放置」「勝手な立ち入り」「駐車の迷惑行為」など、少しのルール違反が地域住民や漁業者に大きな迷惑をかけています。実際、「釣り禁止」となるエリアが増えている背景には、こうしたマナーの悪化が大きく影響しています。
Q:釣り禁止区域への無断立入に対する罰則はあるの?
A:宮城県が管理している立入禁止区域に入った場合、法的に処罰されることがあります。
具体的には以下のような法律が適用される可能性があります。
- 軽犯罪法違反
拘留または科料(罰金1,000円以上10,000円未満) - 漁業法違反(漁業権侵害)
3年以下の懲役または200万円以下の罰金 - 刑法の住居侵入罪など
3年以下の懲役または10万円以下の罰金
最後にマナー向上!釣り人宣言

チラシ引用元:公共財団法人 日本釣振興会
URL:https://www.jsafishing.or.jp/thought/love