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さかな釣りの聖地 牡鹿半島の簡単なご紹介
牡鹿半島(おしかはんとう)は、仙台市から車で約 2 時間半ほどで到着する石巻市と女川町にまたがる半島部のことです。
約 30 近くの浜と 2 つの島から成り立ち、豊かな自然環境、水産資源の豊富さが特徴です。
海のパイナップルである「ホヤ」や海のミルクと呼ばれる「牡蠣」ホタテ、わかめなど様々な養殖が盛んです
牡鹿半島は、仙台湾の南側エリアと三陸海岸の最南端の北側エリアに分かれており、暖流と寒流の影響により、数多くの魚種が生息する好漁場となっています。
牡鹿半島の近くには3年連続元朝参りに行くとお金持ちになる?と噂の奥州三大霊場のひとつ「金華山」があり、その付近で漁獲できる「金華さば」は全国的に有名なブランド鯖となっています
金華山付近は、釣りスポットとしても有名です。ロックフィッシュの王様と名高いアイナメ(アブラコ)や黒ソイ、メバルがよく釣れ、またオフショアでは冬の時期は産卵で浅場に寄ってきた、マダラやスケソウダラが上がります。白子がパンパンの60cmクラスがバンバン上がります
牡鹿半島の海はコバルトブルー(Cobalt blue)に輝いており、その美しさを一望できるコバルトラインと名付けられた牡鹿半島を横断できる道路があります。
このコバルトラインには多くの方がドライブやサイクリング、ツーリングに訪れます。三陸の特徴であるリアス式海岸を眺めながら、気持ちよく自然を楽しめます
また牡鹿半島は夜の星空がホントにキレイで、まるでプラネタリウムで星をみているかのような錯覚に陥ります。星の多さに驚くことでしょう
おしか家族村オートキャンプ場もありますので、釣りだけではなくキャンプも楽しんでみてはいかがでしょうか
大自然の中で深呼吸するとちっぽけな悩みは飛んでいきます^^
前網漁港(まえあみ)の釣り場環境・ポイントについて
前網漁港は牡鹿半島の東側に位置する小さな漁港です。女川(おながわ)から車で20分ほどの場所に位置し女川原発の近くにあります。小さな漁港ですが奥に伸びる堤防からは青物も狙えることから人気の釣り場となっています。隣には魚影の濃い大型の漁港である、寄磯(よりいそ)漁港があります
前網漁港(まえあみぎょこう)は下が砂地に近い状態となっており、遠くにキャストしても根がかりが少ない場所でもあります。常夜灯もありますので夜釣りも楽しめる場所です
湾内はアナゴやメバルがよく釣れ、小鯵やサバも回遊しています。ベイトを追いかけてシーバスも回遊してます。小物が多いですが、魚は釣れますのでファミリーでも楽しめる漁港です。秋口には何故か銀鮭も入ってきます。漁師さん曰く、イケスから逃げてきた魚が集まるのかもしれません。奥の防波堤からはカンパチの幼魚であるショゴが上がり、またカレイの良型や極太アナゴが狙えます。
2024年は剣先イカが入ってきてましたが、小型でありイカ狙いであれば、となりの寄磯漁港が釣り場もひろく常夜灯もたくさんありますので狙い目です
奥防波堤にベイトが集まっている動画
海の中は結構にぎやかで、ベイトを追いかけて様々な魚が釣れます。※
口ばしの鋭いダツもいますので注意です。ダツは事故の多い魚でライトを当てると光に向かって突っ込んできます。これだけはホント危険なので要注意です
〒986-2406 宮城県石巻市前網浜前網5
・初心者におすすめ(子連れもOK)
・常夜灯あり(白)
・駐車場なし(漁港内に停車可)
・トイレあり
・水深:手前 5m〜7m 遠投:8m〜15m
春 マコガレイ メバル ウミタナゴ アイナメ 剣先イカ
夏 サバ アジ ウミタナゴ マコガレイ メバル アナゴ フッコ ショゴ
秋 サバ アジ マコガレイ メバル ソイ イシモチ
冬 マコガレイ サバ メバル ドンコ ソイ アイナメ
前網漁港は、白猫と黒猫の2匹がよく遊びに来てくれます^^ サバが大好き。サビキ釣りをしていると寄ってきますので注意してください。可愛いですが万が一野良猫に嚙まれた場合、猫はいろんな菌をもっており時には命の危険になる場合もあります。即病院行きになりますから遠くで見守ってあげてください
東日本大震災を経て、防潮堤や防潮堤や漁港で工事をしているところが未だにあります。工事中は危険なので、絶対に立ち入らないようにしましょう。また、漁業作業をしている漁師さんに迷惑をかけないように、注意し釣りをしましょう。釣りをする場合、漁師さんがいたら挨拶をすると、この場所はダメだけど、そっちはいいよ!など事前に教えてくれます
また漁港や岸壁で釣りをする時は、ゴミは絶対に持ち帰りましょう。ゴミを捨ててしまうと、海が汚れてしまうだけではなく、近隣の動物へも害を与えます。特に釣り針や仕掛け、釣り糸、空き缶など自分の出したゴミはしっかり持ち帰るようマナーをまもって釣りを楽しんでください。