【実録】恐怖のアニサキス体験記と津本式アニサキスライトを徹底レビュー

スポンサーリンク

釣った魚を美味しく食べたい人にとって、一番心配なのがアニサキスの存在ではないでしょうか。

今回は、そんな悩みを解消してくれる「津本式アニサキスライト」を徹底レビューします。
魚を扱うプロも注目するこのアイテム、その魅力を詳しく紹介していきますね!

津本式アニサキスライトとは

魚の内臓や筋肉に潜む「アニサキス」を視認しやすくするための専用ライトです
開発したのは、究極の血抜きや魚の熟成で有名な津本光弘さん。魚のプロとして培った経験から、現場のニーズに合わせて作られたアイテムなんです。

このライト、普通のLEDライトと何が違うの?

と思うかもしれませんが、最大の特徴は「アニサキスが光って見える波長」を使っている点にあります。
目視では分かりづらい透明なアニサキスも、このUVライトを照らすことで青白く浮かび上がるように見えるようになります。

三枚に下した新鮮なサバです。アニサキスが肉眼でみえますか?

腹骨の上から津本式アニサキスライトを当ててみました。しっかりいますね

腹骨を厚めに切り取った後にアニサキスライトを当ててみたところ、まだいましたよ

スポンサーリンク

どうしてアニサキス対策に津本式ライトが有効なのか?

津本式アニサキスライトがアニサキス対策に優れている理由、それは光の波長にあります。


通常のライトでは見えにくいアニサキスですが、このライトは特定の波長(主に青紫のLED)を照射することで、アニサキスの体表に反応を起こし、光を反射させて視認性を高めるという仕組みです。

市販の安いブラックライトもありますが、実は「アニサキスに反応しない」ことが多いです

アニサキスは白くて細長い寄生虫で、魚の内臓や筋肉に潜んでいます。
透明に近く、肉眼で見つけるのが本当に難しいです…。

アニサキスと言えば、魚の腹側や内臓に寄生していることが殆どですが、鮮度が悪い魚になると筋肉側にも移行します。実際、筋肉側に入り込んだアニサキスは肉眼では、まぁ見えません。

スポンサーリンク

アニサキスが寄生している可能性が高いお魚10選

アニサキスは内臓に潜み、魚が死ぬと身に移行するため、釣った直後に内臓処理すれば大丈夫!というのは間違いです。普段から、腹側の身にも寄生しています。

アニサキスの寄生が多い魚

マサバ・ゴマサバ・サケ・サンマ・アジ・イワシ

タチウオ・カツオ・ホッケ・タラ・ニシン・イカ

サバ はアニサキス食中毒が多い代表的な魚でもあります。寄生率はトップクラスでしょう

サケは養殖のサケは寄生が少ない傾向がありますが、天然のサケ、特に秋鮭などには注意が必要です)

タラ (スケソウダラは肛門まわりがアニサキスの巣窟となってます)

タチウオは腹回りによく生息してます

イカ(特にアニサキス見えずらい代表なので注意!)

東北の釣り魚だと、アイナメやソイ類、カサゴなどの根魚は、アニサキスをほぼ見かけません。

メバル・ホウボウ・カナガシラ・マダイなんかも見ないです(必ずしも安全ではない)

ヒラメは別な寄生虫が多いです(クドア)

知っておきたいアニサキスの生態について

アニサキスは、私たち人間が魚を食べるのと同じように、海の中で様々な生き物を「宿主」として渡り歩く、ちょっと複雑な一生を送っているそうです。彼らの最終目的地は、実はクジラやイルカ、アザラシといった海の哺乳類なんだそう。

つまり九州地方で生サバを食べても食中毒にならないのは、海の哺乳類が生息していないからとも言えます

アニサキスはなんとクジラ胃の中にいます。

そこでアニサキスは卵を産み、その卵はクジラのフンと一緒に海の中へと排出されます。

排出されたアニサキスの卵をオキアミが食べ、オキアミの中でアニサキスは成長するそうです。

オキアミを食べた、青魚やイカの腹の中でさらに成長し、目で見える白い糸状の虫になります。最後はアニサキスが存在する魚たちが鯨の餌になるサイクルです

まぁ鯨の胃の中でも死なないので、人間が食べたらそりゃ食中毒になりますね

しかし気になるのは何故、オキアミを食べた魚がアニサキスに寄生するのに、胃の中じゃなくて内臓の表面に付着していたり、身に潜むんでしょうね??

魚の胃の中を食い破っているのかな・・・(怖)

【実録】アニサキスを食べてしまった末路

その日、私は心ゆくまで旬のサバの刺身を日本酒と共に堪能していました。船釣りで釣ったゴマサバで、素早く血抜きをし、クーラーに入れて帰った鮮度の高いサバです

「ああ、なんて新鮮なんだろう!」

身はプリっプリ!血合いも赤くてキレイ

口に運ぶと、とろけるような脂の甘みと、舌の上で踊るような身の食感に、ただただ幸せを感じていました。

まさか、その一切れの中に、地獄への片道切符が潜んでいたとは思わずに。
食事が終わり、テレビを見ながらくつろいでいた、食後数時間経った頃です。

最初は、胃のあたりに「ん?なんか変だな?」という、漠然とした違和感でした。

夕食を食べすぎたかな?くらいの軽い気持ちで、特に気にしていませんでした。ところが、その違和感は、ジワジワと、しかし確実に、鋭い痛みに変わっていったのです。

「あれ?胃がキリキリするな…」

れが、まるで誰かに胃を掴まれているかのように、ぎゅーっと締め付けられる感覚に変わりました。そして、その痛みは一瞬たりとも緩むことなく、むしろ波のように押し寄せ、天井知らずにエスカレートしていったのです。

冷や汗が、止めどなく吹き出しました。身体中の水分が、まるで蛇口をひねったかのように、じっとりと肌を濡らしていきます。呼吸が浅くなり、胃の奥からこみ上げてくる吐き気と戦うので精一杯。

その時、脳裏をよぎったのが、ネットで読んだ「アニサキス」の症例でした。まさに、自分が経験している症状と酷似している。「まさか、私が?」と半信半疑ながらも、痛みがピークに達するにつれ、それは確信へと変わっていきました

身体をどう動かしても楽にならず、横になれば重力で胃が引っ張られるような感覚に襲われ、座っていればみぞおちが鉛のように重い。

ネットで調べたところ、なんと正露丸がアニサキスに効くという情報をキャッチしました。臭いとかいってられないので、とにかく飲んでみたところ、「あれ?なんか落ち着いてきた」

ラッパマークの正露丸は神!すげえ!

なんて思っていたら、またキリキリと胃が痛み出す。

正露丸とアニサキスが戦っていたのでしょうか。何粒飲んだか記憶にないくらい一晩を正露丸で乗り切り、翌朝に胃腸科へ駆け込みました。

後で調べたところ、正露丸はアニサキスの動きを止める効果があるとか・・

医師に症状を伝えると、すぐに内視鏡検査を受けることに。胃カメラが食道を通り、胃の中へと入っていく感覚は、普段なら最悪ですが、あの時は痛みでそれどころではありませんでした。

そして、モニターに映し出された自分の胃の映像に、私は衝撃を受けました。

そこには、信じられない光景が広がっていたのです。

胃の粘膜に、まるで白いミミズのようなものが、しっかりと頭を突き刺し、身をくねらせているのが見えました。ああ、こいつが…!こいつが、私の胃をこんなにも苦しめていたのか!

医師がピンセットでそのアニサキスを引き抜いた瞬間、あれほど私を苦しめていた激痛が、スッと消えていったのです。胃に刺さっていたものが引き抜かれた解放感は、今でも鮮明に覚えています。

処置が終わり、診察室を出る頃には、数時間前の地獄のような痛みは嘘のように消え、私はすっかり平常に戻っていました。

あの激痛は二度と味わいたくありません。皆さんも、どうか私のような目に遭いませんように。美味しい魚を食べる際は、くれぐれもご注意くださいね

アニサキス食中毒の一番怖い点を解説

稀に、アニサキスは胃を通り越してに到達することもあるそうです。

その場合、半日〜数日後に激しい下腹部痛や吐き気、発熱といった症状が現れます。胃に比べて発見が難しく、場合によっては手術が必要になることもあります

さらに怖いのが、アニサキスに対するアレルギー反応です。蕁麻疹が出たり、ひどい時には呼吸困難や意識を失うなど、アナフィラキシーショックのような重篤な症状を引き起こすこともあります。

これは、アニサキスが死んでいても起こりうるので、一度アレルギーができてしまうと、アニサキスが寄生していた魚は二度と食べられなくなる可能性があります。

魚好きが魚を食べれなくなる悲しみは、絶対に味わいたくないですよね

正しいアニサキス食中毒対策(加熱と冷凍)

基本は徹底的に「加熱」する!


アニサキスは熱に弱い。70℃以上なら瞬時に、60℃で1分以上加熱すれば死滅します。

焼き魚、煮魚、フライなどは、まず心配いりません。

しっかり「冷凍」する!


アニサキスは低温には強いのですが、マイナス20℃以下で24時間以上冷凍すれば死滅します。ご家庭の冷凍庫は通常-18℃くらいなので、念のため48時間以上冷凍しておくとより安心です。一度冷凍した魚は、解凍して生で食べても大丈夫です。

解凍する場合は冷蔵庫のチルド室で解凍すると、ドリップが少なく新鮮な状態で解凍できます

それでも生で魚を食べたい「刺身狂」の皆さん

津本式アニサキスライトを手に入れてください!

電池式と充電式がありますが、充電式の方が圧倒的にお勧めです。電池式だと電池残量が少なくなってくるとアニサキスが見えづらくなってくるからです。

憎きアニサキスの野郎がバッチリ光ります。

アニサキスライトの良い点として、魚の身についた鱗や小骨も反応して光りますので、小骨の抜き漏れ防止にも役立ちます。

使い方のコツとしては、身を軽く開いたり角度を変えながら照らすことです。
1方向からだけじゃ見えにくい場合もあるので、いろんな方向からライトを当てて確認すると見落としにくいです。またキッチンの灯りを消してみるのも有効です

津本式アニサキスライトは、防水機能もしっかりしていて、キッチンでも釣り場でも使えるタフさがあるのが嬉しいポイント!

まとめ

今回は、魚を安心して食べるための心強い味方「津本式アニサキスライト」について、詳しくご紹介しました。

釣りが趣味の方はもちろん、お刺身や寿司が好きなご家庭でも、1つあると本当に心強いアイテム。
アニサキスによる食中毒はとても身近なリスクだからこそ、事前の対策が何よりも大切です。

プロが認める品質だから、初めて使う人にも安心しておすすめできますよ。

魚をもっと美味しく、そして安全に楽しむために。
この記事が、あなたの食卓や趣味をより豊かにするきっかけになればうれしいです。

Xでフォローしよう

おすすめの記事