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大原漁港の釣り場環境・ポイントについて
大原漁港(とまり)は牡鹿半島(石巻)の西側の中央に位置する小さめの漁港です。突堤がひとつあるだけのコンパクトな漁港ですが、潮通りがよくベイト(小魚)が沢山ついてます。そのせいかアオリイカの有名ポイントにもなっています。漁港はイカの墨跡が沢山あります
車は入口にとめて、徒歩で防波堤に向かい釣りをします。防波堤内に車を乗り入れることもできますが、基本的には、立入禁止漁港となっていますのでご注意ください
漁港内は常夜灯も設置されていますが、うす暗いので夜釣りをする場合はライトが必要です。
釣り場所は主に以下がメインです

①大原漁港 アオリイカ釣りポイント 防波堤(長さ約71m)
足場よく主にファミリーフィッシングも可能です。①のポイントはアオリイカの有名ポイントです。基本的に砂地ですが、適度に藻や岩礁が点在しており小魚が多いです。それを狙ってアオリイカが泳いでいるのが見えます。特に昼間の時間帯は狙い目です。
2024年は防波堤がイカ墨で染まるほどアオリイカが釣れており、2025年度も良型のアオリイカが釣れています


②大原漁港の釣り場ポイント 漁港先端

砂地なので根がかりは、ほとんどありません。ヘチ釣りでは小サバやアジの回遊もありメバルもよく釣れます。秋のはじめは、大型のサヨリが接岸することでも有名な釣りポイントです。秋刀魚サイズのサヨリがバンバン釣れますのでサヨリ仕掛けも忘れずに持っていくとよいです

夜は巨大なボラが常夜灯の下をまわっていますので、ギャング釣りで狙うのもよいでしょう。
牡鹿半島のボラは水質がよいことから、臭みが全くなく美味です。特に冬の時期に白子パンパンの寒ボラはブリに匹敵する旨さです。メスだったらカラスミも作れますね
大原漁港へのアクセス
宮城県の牡鹿半島にある大原漁港へは、三陸自動車道の石巻河南インターチェンジで降り、石巻市街を抜けて県道2号線を牡鹿半島方面へ進むのが一般的なルートです。石巻湾沿いを走る県道2号線、または外海側の県道41号線を利用し、「大原漁港」または近隣の「給分漁港」をナビ目的地に設定するとスムーズです。仙台からは約2時間、石巻市内からはおよそ1時間で到着できます。
〒986-2412 宮城県石巻市大原浜
大原漁港の釣り場情報サマリー
・常夜灯:あり
・駐車場なし(漁港内に停車可)
・根がかり:少ない
・トイレ:なし
・自販機:なし
・水深:漁港内5m 防波堤5m〜8m
・初心者~上級者まで楽しめる
近くに表浜漁港があり、その付近にはファミリーマートやガソリンスタンドがあります。
大原漁港で釣れる魚たち
春 メバル カレイ ソイ アオリイカ マダイ
夏 メバル アジ サバ アオリイカ カレイ ソイ アイナメ アナゴ
秋 大型サヨリ アオリイカ ソイ アジ サバ カレイ アナゴ ボラ
冬 アイナメ メバル ソイ カレイ ボラ
大原漁港では近年温暖化の影響で、毒のある魚も上がっています。アイゴやゴンズイ、キタマクラなどです。間違って釣れた場合は刺されないように注意してください
牡鹿半島で釣りを楽しむ方への注意事項
牡鹿半島は、2011年3月11日に東日本大震災があり地震から約20分後には巨大津波が発生し甚大な被害を被った地域でもあります。10年以上たった今も未だ復興中です。
自然を壊さぬよう、また近隣住民や漁業関係者の迷惑にならないよう釣りを楽しんでいただきますようお願い致します。狐崎漁港は、カキの共同処理場がありますので、平日は仕事の邪魔にならないように気を付けてください
一部のマナーが悪い人たちの影響で2024年~2025年にかけ牡鹿半島は釣り禁止エリアが増加しています
夜道は鹿さんが道路の真ん中を占領している場合があるので、走行には注意してください。
ネコもタヌキも飛び出してきますよ