
2026年、タングステンジグの大幅値上がりが、各釣り具ショップから噂されています。すでに値上げに備えて、大量入荷しているショップも増えているようです。なんと価格は1.3倍~2倍?高重量のTGベイトが1万円になる可能性もあります
タングステン価格の高騰と中国の輸出規制を背景に、TG製品のさらなる値上がりが現実味を帯びていますので、本記事では、その背景と情報をまとめます
目次
なぜタングステンが世界的に高騰しているのか?
タングステン価格の高騰は、単なる一時的な原材料不足ではありません。背景には、ハイテク産業による需要の急拡大と、特定国に依存した供給構造という複数の要因があります。これらが同時に進行しているため、2026年に向けても価格が下がりにくい状況が続くと見られています。
※ダイワTGベイトは2026年に大幅値上げが行われる予定です。
半導体・EV・宇宙産業などハイテク産業で需要が急増している
タングステンは非常に融点が高く、耐熱性・耐久性に優れる金属です。その特性から、半導体製造装置の電極部材やEVの高耐久部品、さらに宇宙・防衛分野でも不可欠な素材として使われています。近年はAI向け半導体やEV市場の拡大により、釣具用途とは比較にならない規模で需要が増え続けています。
重要なのは、これらの分野では価格よりも確保を優先する動きが強い点です。その結果、タングステン全体の相場が押し上げられ、釣具用途は価格競争で不利になりやすい状況が生まれています。釣具業界の努力だけでは吸収しきれない値上がり圧力が、すでに発生しています。
中国のレアアース輸出規制による影響
タングステン供給を語るうえで、中国の存在は欠かせません。世界のタングステン生産量のおよそ80%前後を中国が占めているとされており、同国の輸出管理や政策変更は国際価格に直結します。近年は資源を戦略物資として位置づけ、国内産業を優先する動きが強まっています。
この影響で海外向けの供給量は不安定になりやすく、価格は上昇圧力を受け続けています。釣具メーカーにとっては、原料を安定確保するだけでもコストがかかる状況となり、2026年を見据えた価格改定が現実的な選択肢になっています。
※TG素材のジグは安いうちに手に入れておきましょう
タングステン供給を急に増やせない資源構造の問題
タングステンは、需要が増えたからといって短期間で増産できる資源ではありません。鉱山開発には長い時間と多額の投資が必要で、環境規制の影響も年々大きくなっています。そのため、需要増に対して供給が追いつかない状態が慢性化しています。
この「需要は拡大し続けるが、供給は簡単に増えない」という構造こそが、価格高騰の本質です。一時的な市況変動があっても、根本的な需給バランスが崩れたままである限り、タングステン価格は高止まりしやすい状況が続くと考えられます。つまり今後安くなることはないと言えます
タングステン高騰が釣具価格にどう波及するのか
タングステン価格の上昇は、原料そのものの問題にとどまりません。釣具メーカーや流通、最終的に私たち釣り人が購入する価格まで、段階的に影響が及びます。特にTG製品は原料比率が高く、鉛ルアーよりも値上がりの影響を受けやすい点が特徴です。塗装や物流などで吸収できる範囲には限界があり、一定水準を超えると価格上昇は避けられません。
メーカーは価格改定をせざるを得ない?
釣具メーカーは、可能な限り値上げを避ける努力をしていますが、タングステン高騰が長期化すると企業努力だけでは限界があります。おそらく年度末の3月までは在庫分を安く販売し、4月以降は価格が上昇すると思われます。
2026年すでにダイワ TGベイトが値上がりすると言われている
TGベイトの値上がりが噂されているのは、単なる憶測ではありません。タングステン価格の高止まりに加え、メーカーや流通の動きからも、価格改定を前提とした流れが見え始めています。
メーカー側ですでに想定されているコスト上昇
TGベイトのようなタングステン製品は、数年先を見据えた原料調達と製造計画が必要です。そのため、2026年を想定した段階ですでに、現行価格では利益が出にくい前提で動いているメーカーもあります。
今回の高騰は、景気変動による一過性のものではなく、構造的な要因が重なっています。そのため、一度値上がりが行われると、元の価格帯に戻る可能性は高くありません。
ダイワ TGベイトだけでなく他のTG製品も影響を受ける?
タングステン価格の高騰は、TGベイトだけでなく、TGジグ全般、TGタイラバ、ジャッカルビンビンスイッチ、TGシンカーなど製品全体に影響を及ぼします。
主力ウエイトや使用頻度の高いモデルほど、価格改定の影響を受けやすくなります。今後はラインナップ整理が進む可能性もあります。
また水深の深いディープ用や、高比重モデルほど、価格上昇の影響が出やすくなりますので早めに購入したほうがよいでしょう
いま買っておくべきタングステン素材の釣り具
自分がよく使うTGジグや定番ウエイト、信頼しているメーカーのジグなど、必要なものを必要な分だけ確保する判断が現実的です。値上がりを前提にした使い分けが、今後の主流になっていくでしょう。
すでにTGベイトは転売ヤーによる、買い占めが始まっているようなので在庫が品薄になる可能性があります。
春の真鯛乗っ込みシーズンで一気に在庫がなくなる可能があります。特に人気カラーである、グリーンゴールドやレッドゴールドは早めに買いだめしておいたほうがよいでしょう。
ジャッカルのビンビンスイッチも値上げが避けられないでしょう。特に80g以上は価格が高騰しますので、早めに手に入れておきましょう
ボーズレス製品も人気であり、ダイワなどの大手が値上げしたタイミングで、価格改定しそうです。在庫があるうちに購入しておきましょう
タイラバもタングステン素材は圧倒的な釣果を生み出します。比重が重いものほど値上がり幅が大きい為、まとめ買いしておいたほうがよさそうです
まとめ
- タングステン価格高騰はハイテク産業の需要増と供給構造が原因
- 世界生産量の約80%を中国が占め、輸出管理強化が価格に直結
- TG製品は原料比率が高く、値上がりの影響を受けやすい
- 2026年のTGベイト値上がりは避けられない
- 必要なTG製品を必要な分だけ確保する判断が必要
タングステン製品は高性能である一方、2026年の値上げを見据え、冷静に情報を整理し、自分の釣りスタイルに合った購入をしていきましょう。





















