宮城県・牡鹿半島の先端に位置する「福貴浦漁港(ふくきうら)」は、静かで落ち着いた雰囲気ながらも、実は知る人ぞ知るイカの人気スポット。
シーズンになるとエギングファンたちがこぞって訪れる“隠れた名所”なんです。
透明度の高い海、潮通しの良い地形、適度な水深と、アオリイカが好む条件がしっかり揃っている場所で、初心者からベテランまで楽しめるのが魅力。
しかも、混雑しにくい穴場スポットとしても注目されていて、のんびりと釣りを楽しみたい方にもぴったりです。

〒986-2343 宮城県石巻市福貴浦

宮城県石巻市牡鹿半島内に位置する第2種漁港で、石巻市中心部から約20 kmの場所にあります
春: メバル、アオリイカ、カレイが活発に動き始める季節。浅場でも釣果が期待できます。
夏: アジ、イナダ、青物のシーズン。サビキ釣りで手軽に数釣りが楽しめます。
秋: アオリイカの大型が狙えるベストシーズン。
冬: 根魚(アイナメ大、メバル、黒ソイ)を中心に、低水温でも狙えるターゲットが豊富です。
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福貴浦漁港の釣り環境について
福貴浦漁港でアオリイカを狙うなら、港内の「西側防波堤」と「漁港正面のスロープエリア」は要チェックのポイントです。
まず西側防波堤。ここは港の外向きに位置していて、潮通しがとても良いんです。特に朝夕の潮が動く時間帯は、アオリイカの活性も高まり短時間での釣果が期待ができることもあります。
・初級者〜中級者むけの釣り場
・常夜灯:なし
・駐車場あり
・根がかり:場所によって根がかる
・トイレ:なし
・自販機:なし
・水深:漁港内 3m〜7m 外湾5m〜10m

防波堤の先端は水深もあって、足場も比較的安定しているので、長時間じっくり構えるにはぴったり。エギング初心者にも安心して勧められるスポットです

イカの墨跡がいたるところに残っていました。夜はライトがなく視界が悪いので危険です

足元には藻場が広がっているので、しゃくり方に工夫が必要ですが、そこがまた面白いところ。「藻に引っかけないように、ふわっとエギを落とす感じ」といったちょっとしたテクニックが試されるポイントでもあります
福貴浦漁港(ふくきうら)漁港での釣り注意事項
漁港は地元の漁師さんたちが大切に使っている「仕事場」です。釣り人がマナーを守らないと、最悪の場合「釣り禁止」になってしまうこともあります。実際に牡鹿半島の漁港は、一部のマナーが悪い人たちにより、残念ながら釣り禁止エリアが広がっています
トラブルを防ぎ、釣り場を守るために、以下の点に注意しましょう。
- ゴミは必ず持ち帰る:仕掛け・餌のパッケージ・タバコの吸い殻など、放置すると迷惑です。
- 駐車場所に注意:漁業関係者の邪魔にならないよう、指定の場所に停めましょう。
- 立ち入り禁止エリアには入らない:漁具や作業場に勝手に入るのは絶対NGです。